【現代アート】大日本帝國と米国。「青い目の人形」の物語 by ドナ・オン(Donna Ong)
青い眼をしたお人形は アメリカ生れのセルロイド日本の港へついたとき 一杯涙をうかべてたわたしは言葉がわからない 迷ひ子になつたらなんとせうやさしい日本の嬢ちやんよ...
View Article【現代アート】失われたパンゲア大陸。石化した帆船。 by チアゴ・ホシャ・ピッタ(Thiago Rocha Pitta)
パンゲア。はるか昔に存在していたと言われる超大陸です。学者のなかには、あのアトランティスもその大陸の一部だったと主張する人もいます。とても夢のある話ですが、この話の真偽は私には分かりません。でも、大陸が少しずつ長い時間をかけて移動していることは事実のようです。その距離は年間数センチ。仮に超大陸がかつて存在していたとして、それが現在の6大陸の位置に分裂するまでに一体どれくらいの時間がかかるんでしょうね...
View Article【現代アート】モノに喋らせる。皿が泳ぐプール。 by セレスト・ブルシエ=ムジュノ(Céleste Boursier-Mougenot)
「from here to ear」 Céleste...
View Article【現代アート】音が描く模様。聞こえない音の視覚的な美しさ by カールステン・ニコライ(Carsten Nicolai)
子どもの頃、私は、雷が大嫌いでした。降りしきる雨の中、突然に光る空、そして遅れてやってくる轟音。その振動は、時に家の床をも震わせます。それが怖くて、雷が鳴るとよく母にしがみついていたものです。音は空気の振動である。小学校でそう習った時、真っ先に思い浮かんだのは雷の体験です。なんというか、体感を伴って理解できました。暗闇のなか、ものすごい勢いで迫ってくる振動、それこそが音なんだと。さて、今日ご紹介する...
View Articleコーヒーの出し殻でつくられた安重根と金九。韓国人アーティスト、イ・チャンウォンの不思議な作品
左:「Hurrah!」、右:「A Day in Namsan 」 イ・チャンウォン(Changwon Lee、韓国) 2009 柔らかく浮かびあがったシルエット。まるで絵本のワンシーンのような、懐かしい気持ちがする作品です。...
View Article【現代アート】レバノン内戦の傷跡。火であぶった観光写真 by ジョアナ・ハッジトーマス&ハリール・ジョレイジュ(Joana Hadjithomas and...
「War Postcards」(Wonder Beirut project) Joana Hadjithomas and Khalil joreige ラックに行儀よく並べられた絵はがき。旅先などでよく見かける光景ですね。でも、これらは土産物屋に陳列されているものではありません。実は、美術館に展示されている作品なんです。...
View Article【現代アート】戦争をピンク色に塗り替える。暴力を吹き飛ばす脳天気な世界 by ゼーナ・エル・ハリール(Zena el Khalil)
「Xanadu, Your Neon Lights Will Shine」 Zena el Khalil(2010) 「暴力」や「恐怖」、「絶望」。とても嫌な言葉です。これらの言葉を色彩で表現するとしたら、暗く沈んだ色を多くの人が思い浮かべるのではないでしょうか。黒やグレーに覆われた領域。もしかすると、どぎつい赤も所々に散りばめられているかも知れません。いずれにしろ、見る者の心を蝕む暗鬱な世界です。...
View Article【現代アート】 翡翠色の瞳に託したイラク人の誇り by ハリーム・アル・カリーム(Halim Al Karim)
Untitled 1 (from the Urban Witness serise) Halim Al Karim(2002) 今回紹介する作品は、是非、大きなサイズでご覧いただきたい作品です。flickrに写真がアップされているので、まずは下のリンク先をご覧ください。 「アラブ・エクスプレス展」展示風景 by Mori Art Museum...
View Article学校では教えてくれない、商品としてのアート
「個性」や「自由」、そして「多様性」。私がまだ学生だった頃、美術の授業では、そうした言葉が重要視されていたように思います。いまの授業がどうなのかは知りませんが、あまり違いはないのかもしれません。...
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